ハマナデシコ(浜撫子)
Dianthus japonicus Thunb.                 ナデシコ科 Caryophyllaceae

海岸近くに生育する多年草。茎は叢生し無毛,下部は木化し,上部は直立して,高さ15 - 50 cm。茎葉は卵形または長楕円形,厚く,光沢があり,両面とも無毛だが,縁には毛があり,対生する葉の基部は互いに合着する。根出葉はロゼットとなり,倒披針形,長さ5 - 9 cm。茎の先に花を集散花序に密集してつける。萼は長さ1.5 - 2 cmの円筒形,先は5裂し,基部に先が尾状にとがる苞が3対ある。花弁は5個,紅紫色,爪部は細長く,舷部は平開し,先端は細い歯牙縁となる。さく果は筒形で,先端が4裂する。種子は黒色で,長さ 1.5 - 2 mm。
花期:6 - 11 月 別名:フジナデシコ(藤撫子)
分布:本州・四国・九州,沖縄;朝鮮半島
Dianthus ナデシコ属: カワラナデシコ  タカネナデシコ  ハマナデシコ  ヒメハマナデシコ 


11-8-20 高平山,大分県佐伯市蒲江

11-8-20 高平山,大分県佐伯市蒲江

11-8-20 高平山,大分県佐伯市蒲江

11-8-20 高平山,大分県佐伯市蒲江

11-12-17 上関長島,山口県

11-12-17 上関長島,山口県

12-3-17 北九州市門司区

12-3-17 北九州市門司区
被子植物  生物