イラクサ科 Urticaceae

ナガバヤブマオ(長葉藪苧麻)
Boehmeria sieboldiana Blume

山野に生える多年草。高さ 1 - 2 m。茎はそう生し,鈍4角,葉柄とともに紅色,まばらにねた短毛がある。 葉は対生し,卵状長楕円形で,長さ10 - 20 cm,先は長く尾状に伸び,縁にはそろった鋸歯があり,やや薄く,鮮緑色で表面にやや光沢があり,裏表ともまばらに短毛が生える。葉柄は葉身より短い。雌雄同株。葉腋に長さ約20 cmの穂状花序をつける。雄花序は茎の下部の葉腋につき,雄花は4花被片と4雄ずいがある。雌花序は茎の上部につき,雌花は球状に集まる。そう果は下部がほとんど無毛,上部にだけ短い伏毛があり,長さ 2 mm内外ある。
花期:8 - 10月
分布:本州(山形県・宮城県以南)・四国・九州, 琉球;朝鮮半島南部
Boehmeria カラムシ属: カラムシ  ナガバヤブマオ  ヤブマオ 


9-20-20 稲尾岳,鹿児島県

9-20-20 稲尾岳,鹿児島県

9-20-20 稲尾岳,鹿児島県

9-20-20 稲尾岳,鹿児島県
被子植物  生物