オシダ科 Dryopteridaceae

オオイタチシダ(大鼬羊歯)
Dryopteris i mmixta Ching

低山地の林縁などやや明るい場所に生育する常緑性の多年草。根茎は直径3 - 4 cm,短く斜上し,塊状となり,葉を叢生し,鱗片をつける。葉柄は長さ35 - 45 cm,直径約4 mm,葉柄下部の鱗片は線状披針形,光沢があり,黒褐色 - 黒色。葉身は長さ40 - 60 cm,幅25 - 35 cm,3回羽状深裂,広卵形 - 五角状広卵形,葉身上部はやや急に狭くなるが,ふつう明瞭な鉾形とはならない。葉質は硬い紙質,表面に光沢がある。小羽片は10 - 15対つき,やや鎌状に曲がり,線状披針形が普通だが,幅に変化が多いく,最下の羽片が最も大きい。羽軸の鱗片は袋状鱗片が少ない。裂片は微鋸歯縁。胞子嚢群は小型の円腎形で中肋との中間か,やや縁寄りにつく。包膜の辺縁に毛のあるものがある。
分布:本州(東北地方南部以西)・四国・九州,沖縄本島;朝鮮半島と中国
Dryopteris オシダ属: オオイタチシダ  キヨスミヒメワラビ  クマワラビ  ツクシイワヘゴ  ナガサキシダ 


3-13-22 標高 350 m,大分県日田市前津江町

3-13-22 標高 350 m,大分県日田市前津江町

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3-13-22 標高 350 m,大分県日田市前津江町

3-13-22 標高 350 m,大分県日田市前津江町

3-13-22 標高 350 m,大分県日田市前津江町

シダ植物  生物