ホソバオオカグマ |
山地の渓流沿いの林床や斜面に生育する常緑性草本。根茎は細く,長く匍匐し,葉をまばらにつける。根茎の若い部分や葉柄基部には黄褐色で線状披針形 - 線形または披針形の鱗片がある。葉はやや二形。胞子葉は大きく,葉柄は長く長さ 50 cm に達するものもある。葉身は三角形または広卵形,羽片は羽状に深裂し,羽片の基部は中軸に流れている。葉脈は一様に遊離小脈のない網目をつくり,裂片は鋸歯縁。栄養葉は小さく,長さ,幅とも 15 cm 前後のことが多く,羽片は浅裂 - 中裂する。胞子嚢群は羽片,小羽片,裂片の中肋に沿ってつき,包膜は薄い。 分布:九州(屋久島、黒島) Woodwardia コモチシダ属: オオカグマ コモチシダ ホソバオオカグマ |
11-14-21 屋久島 |
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