コヒロハハナヤスリ(小広葉花鑢) |
山麓や丘陵の湿った場所に生育する夏緑性の草本。根茎は短い塊状か円柱状,で水平に伸びる根から不定芽を生じる。高さ15 - 25 cm。葉は部分2形で,長さ2.7 - 5.2 cmの共通の柄の上に胞子葉と栄養葉を生じる。栄養葉は長楕円形から広卵形,鋭頭 - 鈍頭,長さ 1.5 - 6 cm,幅 1 - 3 cm,葉の基部は急に狭くなり,短い柄に連続する。葉質は厚い草質,葉脈はあらい網状,二次脈はあまり発達しない。胞子葉は長さ 6 - 16 cm,長い柄があり,胞子嚢穂が直立し,胞子嚢穂は長さ 2 - 4.5 cm,鋭頭。胞子の表面は細かい網状となる。 生育期:4 - 11月 胞子熟成期:5 - 10月 英名:stalked adder's tongue 分布:本州(東北地方中部以南)・四国・九州,沖縄 ;朝鮮半島,中国,台湾,インド,ネパール,スリランカ,フィリピン,タイ,太平洋諸島,オーストラリア,ニュージーランド Ophioglossum ハナヤスリ属: コヒロハハナヤスリ ヒロハハナヤスリ |
11-8-20 大分県 |
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