ラン科 Orchidaceae

ショウキラン (鍾馗蘭)
Yoania japonica Maxim.

深山の樹林下やササ原に生育する多年生の無葉蘭。地下茎は太くて長く伸び分枝する。茎は白色でやや紅紫色を帯び,高さ10 - 25 cm。半円形で円頭の鱗片葉をまばらにやや開出する。茎頂ににまばらな総状花序をつけ,3 - 7個の淡紅紫色の肉質の花をつける。花の直径は約3 cm,花柄は長く開花面は横に向き半開する。萼片は広楕円形で長さ20 mm。側花弁は萼片よりすこし短く,2個が接して唇弁をおおっている。唇弁は袋状でほとんど白く直立する。舷部は長さ巾共に6 - 7 mmで,中央に幅広い細突起をもつ条があり,この条には紫色の斑点がある。距は長楕円形で先は淡黄色,開口部に黄色の長毛がある。
花期:7 - 8月
分布:北海道・本州・四国・九州;屋久島
Yoania ショウキラン属: キバナノショウキラン  ショウキラン 


7-3-11 8:51 吉和冠山 標高 1210 m
広島県廿日市市吉和

7-3-11 8:51 吉和冠山 標高 1210 m
広島県廿日市市吉和

12:33 吉和冠山 標高 1280 m
広島県廿日市市吉和

12:33 吉和冠山 標高 1280 m
広島県廿日市市吉和
被子植物  生物