ウバユリ (姥百合) |
主に谷筋などの明るい落葉広葉樹林下に生育する多年草。高さ50-100 cm。葉は心臓形で網状脈がある。高さ1mほどの花茎を出し,1 - 4個花をつける。花は左右相称、萼は底着状につくなどユリ属と異なる。花は長さ7-10 cmで、花被片は緑白色。花被片の内側には褐紫色の斑点があり、奥にいくほど色濃くなっている。花被片は基部まで分かれており、筒状にはなっていない。花はあまり開かず、花被片の隙間から内部がわずかながら見える。上側の花被片2枚は他のものよりやや細い。雌しべは長く、雄しべは6本であるが、それぞれ長さが違い、雌しべに添って垂れ下がっている。果実は秋に稔り、晩秋に裂開する。種子は扁平で膜があり、風で散布される。 花期:7 - 8 月 分布:本州(宮城県・石川県以西)・四国・九州 Cardiocrinum ウバユリ属: ウバユリ オオウバユリ |
8-6-06 10:24 英彦山北岳 標高 890 m 福岡県田川郡添田町 |
8-6-06 10:24 英彦山北岳 標高 890 m 福岡県田川郡添田町 |
7-11-10 13:21 城山 標高 100 m 福岡県宗像市陵願寺 |
7-11-10 13:21 城山 標高 100 m 福岡県宗像市陵願寺 |