カヤツリグサ科 Cyperaceae

オニスゲ(鬼菅)
Carex dickinsii Franch. et Sav.

湿原中の流水辺や沼沢地に生育する多年草。根茎は細長く,匐枝を伸ばして群生する。高さ 20 - 50 cm,基部に淡色の葉鞘がある。葉は幅 4 - 8 mmの線形。茎の上部に小穂が3 - 4個つく。頂小穂は雄性で長さ2 - 3 cmの柄があり,淡いわら色。側小穂は2 - 3個つき,雌性で楕円形,長さ 1.5 - 2 cm,幅約 d1.5 cm。お互いに接近してつき,ほとんど無柄。果胞は大型,長さ 1 cmに達し,球状にふくらんだ基部から長い嘴をだし,熟して平開するため,小穂はミクリ状となる。鱗片は短く,果胞の間から先が見える程度。
花期:5 - 7月  別名:ミクリスゲ
分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島
Carex スゲ属: オニスゲ  ゴウソ 


7-6-08 八幡湿原尾崎沼,広島県北広島町芸北町

7-6-08 八幡湿原尾崎沼,広島県北広島町芸北町

7-6-08 八幡湿原尾崎沼,広島県北広島町芸北町

7-6-08 八幡湿原尾崎沼,広島県北広島町芸北町

7-31-22 霧ヶ谷湿原,広島県

7-31-22 霧ヶ谷湿原,広島県

7-31-22 霧ヶ谷湿原,広島県

7-31-22 霧ヶ谷湿原,広島県

被子植物  生物