マルバオモダカ(丸葉面高) |
湖沼,ため池,水田などに生育する一年草。 葉身は卵円形 - 腎形,長さ5 - 14 cm,幅3 - 10 cm。先は円く,基部は心形。若い時の葉は葉身が水面に浮かぶ浮葉となるが,その後は水面より上に葉身が出る。葉柄は10 - 60 cm。 花茎は高さ30 cm - 100 cm,3枝を輪生し,各枝はさらに数個の花柄を輪生し,円錐花序となり,両性花をつける。萼片は3個,花弁は3個で白色,卵円形で長さ約4 mm,先は歯牙状。 雄蕊6個,雌蕊は6 - 9個。果実は楕円形で長さ3 mm,背面に2個の縦溝があり,水に浮く。 花期:7 - 9月 分布:北海道・本州・四国・九州;中国,インド,オーストラリア,マダガスカル Alismataceae オモダカ科 Sagittaria オモダカ属: アギナシ オモダカ Alisma サジオモダカ属: ヘラオモダカ Caldesia マルバオモダカ属: マルバオモダカ |