キク科 Compositae

サケバヒヨドリ(裂葉鵯)
Eupatorium laciniatum Kitam.

丘陵や山地の林縁,草地などに生育する多年草。高さ 50 - 100 cm,茎は細く,中部以上にまばらな毛があり,上部で枝を分ける。葉は対生し,質は薄く,3深裂し,頂裂片は長さ 7 - 8 cm,大きな内曲する欠刻があるか3中裂し,欠刻は鈍頭。側裂片は長さ 4 - 6 cm,さらに粗く浅 - 中裂する。葉面は緑色で,縁にまばらに毛があり,裏面は淡緑色,腺点はない。頭花は茎頂にやや密な散房状につき,白 - 淡紅紫色。小花は5個で,全て筒状花。総苞は筒状,長さ 5 - 6 mm。そう果は長さ 3 mmの5稜形。冠毛は長さ約 5 mm。
花期:9 - 11月
分布:本州(関東西南部以西)・四国・九州
Eupatorium ヒヨドリバナ属: サケバヒヨドリ  サワヒヨドリ  ヒヨドリバナ  ヤマヒヨドリバナ  ヨツバヒヨドリ 


10-28-18 佐志岳,長崎県平戸市

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被子植物  生物