マルバダケブキ(丸葉岳蕗) |
山地や深山のやや湿った草地,林縁に生育する多年草。茎は高さ 40 - 120 cm,無毛,基部は太さ 13 mm。根出葉は長い柄があり,柄の基部は鞘になる。葉身は長さ 20 - 30 cm,幅 20 - 40 cmの腎円形,薄い洋紙質,縁は鋸歯状になる。茎葉は2個,葉柄の基部は広くふくれて茎を抱く。茎の上部に散房状に,黄色で径約 8 cmの頭花を5,6個つける。総苞は筒鐘形で,長さ16 - 20 mm,紫色を帯び,縮毛が密にある。総苞片は 9 - 13個あって長楕円形。総苞の基部と花柄の基部の苞はない。舌状花は 10個内外。そう果は長さ 9 mmの円柱形。冠毛は長さ12 mmで赤褐色。 花期:7 - 8月 分布:本州・四国;中国 Ligularia メタカラコウ属: オタカラコウ トウゲブキ ハンカイソウ マルバダケブキ メタカラコウ |
7-17-04 雨飾山 標高 1890 m,長野県小谷村 |
7-17-04 雨飾山 標高 1890 m,長野県小谷村 |
7-17-04 雨飾山 標高 1890 m,長野県小谷村 |
7-17-04 雨飾山 標高 1890 m,長野県小谷村 |