キク科 Compositae

カニコウモリ(蟹蝙蝠)
Parasenecio adenostyloides (Franch. et Sav. ex Maxim.) H.Koyama    

亜高山帯の針葉樹林の林床,林縁に生育する多年草。しばしば群生する。高さ0.5-1 mになる。茎葉は互生,葉数は約3枚。茎の下方の葉には長い柄がつく。腎形で縁に粗い鋸歯がある。先端は短く尾状にとがり,基部は心臓形。茎の先に円錐状に白い頭花を多数つける。頭花は3-5個の筒状花からなる,筒状花の先端は5裂してそり返る。花冠の長さは8 - 8.5 mm。花柱の先も開花時には分裂し反曲する。
花期:8 - 9月
分布:本州(近畿以北)・四国
Parasenecio コウモリソウ属の花: カニコウモリ  コモチミミコウモリ  タマブキ  ツクシコウモリソウ  ニシノヤマタイミンガサ  ミミコウモリ  モミジガサ  モミジコウモリ  ヨブスマソウ 


8-17-09 10:26 空木岳 標高 2105 m
長野県駒ヶ根市赤穂

8-17-09 10:26 空木岳 標高 2105 m
長野県駒ヶ根市赤穂
被子植物  生物