アカネ科 Rubiaceae

エゾキヌタソウ(蝦夷砧草)
Galium boreale L. var. kamtschaticum (Maxim.) Maxim. ex Herder

原野や山地の日当たりのよい草地に生育する多年草。茎は直立して高さ 30 - 70 cm,やや硬く,4稜があり,まばらに短い毛がはえある。2枚の本葉と2枚の択葉の4枚が輪生し,葉身は披針形 - 線状披針形で,長さ 1.5 - 5 cm,幅 3 - 15 mm,先は鈍く基部は狭まって柄がなく,3脈が目立つ。表面と裏面の脈上にまばらに短い毛がはえる。茎の上部の葉腋から円錐状の集散花序を出し,多数の花を付ける。花冠は白色で4裂し,径3 - 4 mm。果実はに上向きの曲がった毛がある。
花期:7 - 8月
分布:北海道,千島;サハリン,カムチャッカ
Galium ヤエムグラ属の花: エゾキヌタソウ  エゾノカワラマツバ  エゾノヨツバムグラ  オククルマムグラ  キクムグラ  キヌタソウ  キバナカワラマツバ  クルマバソウ  クルマムグラ  ミヤマキヌタソウ  ミヤマムグラ  ヤマムグラ  ヨツバムグラ 


7-16-18 幌岩山,北海道佐呂間町

7-16-18 幌岩山,北海道佐呂間町

7-16-18 幌岩山,北海道佐呂間町

7-16-18 幌岩山,北海道佐呂間町
被子植物  生物