アカネ科 Rubiaceae

エゾノカワラマツバ(蝦夷の河原松葉)
Galium verum L. subsp. asiaticum (Nakai) T.Yamaz. var. rachycarpum DC.

低地や山地の日当たりのよい草地に生育する多年草。茎は高さ30 - 80cm,直立して硬く,断面は円形,細い毛が生える。葉は 8 - 10枚輪生し,線状で長さ2 - 3 cm,幅 1.5 - 3 mm,先端に短い棘があり,葉柄はなく,縁はやや裏側に反る。葉の裏側に短毛がある。茎の上部で茎の先や葉腋に円錐状の花序を出し,密に多数の小さな黄色の花をつける。花冠は4裂し,径約 2 mm。果実は径 1 - 1.5 mm,果実に密に毛がはえる。花が白色のものをカワラマツバという。
基本変種 var. verum  英名 yellow spring bedstraw
花期:7 - 8月
分布:北海道・本州,,シベリア,ヨーロッパ
Galium ヤエムグラ属の花: エゾキヌタソウ  エゾノカワラマツバ  エゾノヨツバムグラ  オククルマムグラ  キクムグラ  キヌタソウ  キバナカワラマツバ  クルマバソウ  クルマムグラ  ミヤマキヌタソウ  ミヤマムグラ  ヤマムグラ  ヨツバムグラ 


7-17-18 ウトナイ湖畔,北海道苫小牧市

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