オオナンバンギセル(大南蛮煙管) |
山地の草地に生える1年生の寄生植物。イネ科やカヤツリグサ科の根に寄生する。茎は赤褐色でほとんど地中にあってごく短く,狭3角形の鱗片葉が数個つく。上部の鱗片葉の葉腋から長さ 20 - 30 cmのやや太い花柄を伸ばし,1個の大型の花をつける。萼は長さ 3 - 5 cmの鞘状で淡紅紫色を帯びて下側が深く裂け,上部先端はとがらない。花冠は長さ 4 - 6 cm,明るい紅紫色,ほぼ同形に浅く5裂し,裂片に細かい鋸歯がある。雌ずいの柱頭は広がって,黄色の毛が密生している。雄ずいは4個あり,先は花柱を取り巻いて接する。 花期:7 - 9月 分布:本州・四国・九州,沖縄;中国(中部) Aeginetia ナンバンギセル属: オオナンバンギセル ナンバンギセル |
7-31-21 倉木山,大分県 |
7-31-21 倉木山,大分県 |
7-31-21 倉木山,大分県 |
7-31-21 倉木山,大分県 |
7-31-21 倉木山,大分県 |
7-31-21 倉木山,大分県 |
7-31-21 倉木山,大分県 |
7-31-21 倉木山,大分県 |
7-31-21 倉木山,大分県 |
7-31-21 倉木山,大分県 |