ムラサキミミカキグサ(紫耳掻草) |
湿地に生育する多年生の食虫植物。糸状で白色の茎と地下茎が多数伸びる。地下茎にまばらに捕虫嚢をつける。気水葉は長さ3 - 8 mmのへら形 - 倒披針形。深い水深の沈水葉は線形で大きい。花茎は細く,無毛で高さ 5 - 15 cm,直立し,数個の鱗片葉がある。花茎の上部に長さ 2 - 3 mmの花茎をもつ,淡紫色の花を1 - 4個つける。がくは広卵形膜質で花時 2 - 3 mm,花とほぼ同色でやや濃色,花後 4 - 5 mmとなって果実を抱く。距は下向きで先はやや前に曲がり,長さ3 - 4 mm。果は萼が大きくなり,耳掻きのような形になる。 花期:8 - 9月 英名:bladderwort 分布:北海道・本州・四国・九州,屋久島;朝鮮半島,中国,台湾,インド,インドネシア,マレーシア,ミャンマー,スリランカ,タイ,ベトナム,オ^ストラリア,太平洋諸島 Utricularia タヌキモ属: イヌタヌキモ ホザキノミミカキグサ ミミカキグサ ムラサキミミカキグサ |
![]() 8-3-25 大分県 |
![]() 8-3-25 大分県 |
![]() 8-3-25 大分県 |
![]() 8-3-25 大分県 |
![]() 8-3-25 大分県 |
![]() 8-3-25 大分県 |
![]() 8-3-25 大分県 |
![]() 8-3-25 大分県 |