キキョウ科 Campanulaceae

イワギキョウ(岩桔梗)
Campanula lasiocarpa Cham.

高山の砂礫地や岩場に育する多年草。地下茎は細長く分枝し,その先に苗が出て繁殖する。草丈は5 - 10 cm。花時に根生葉や下葉が良く発達し,へら形で長さ1.5 - 5 cm,幅4 - 8mm。葉は無柄で互生し,根生葉は束生する。茎葉は数個,根生葉より細い。葉の鋸歯は突起状,両面に2〜4個ある。茎の先に薄い青紫色の花を1個つける。花は上から横向きにつき,花冠の長さは2 - 2.5 cm,先端が4分の1程度5裂する。花冠は無毛。柱頭は3裂。萼片は線形で,刺のような鋸歯がある。さく果は上を向く。
花期:7 - 9 月
分布:北海道・本州(中部以北);北東アジア北アメリカの亜高山帯高山帯
Campanula ホタルブクロ属の花: イワギキョウ  チシマギキョウ  ホタルブクロ  ヤツシロソウ  ヤマホタルブクロ 


7-20-08 10:21 利尻山山頂 標高 1715 m
北海道利尻富士町

7-20-08 10:21 利尻山山頂 標高 1715 m
北海道利尻富士町

8-5-07 8:11 大雪山 北海岳〜白雲岳 標高 2060 m
北海道上川町

8-5-07 8:11 大雪山 北海岳〜白雲岳 標高 2060 m
北海道上川町

8-14-10 8:22 ニペソツ山 標高 1830 m
北海道河東郡上士幌町

8-14-10 8:22 ニペソツ山 標高 1830 m
北海道河東郡上士幌町
被子植物  生物