キキョウ科 Campanulaceae

チシマギキョウ (千島桔梗)
i>Campanula chamissonis Al.Fedr

高山帯の岩礫地,岩の割れ目や風衝草原などに生える多年草。根茎は細長く横にはい,地上に出た部分にロゼット葉がある。 葉は倒披針形から狭長楕円形で,濃緑色で質が厚く光沢があり,縁には波状の細かい鋸歯がある。高さ5 - 10 cmの花茎の先端に,外側は青紫色で内面は淡紫色の筒状鐘形で先が5裂した花を横向きに1個つける。花冠は長さ3cm内外,内側や縁,萼に長い白毛が生え,萼は三角形状に5裂した全縁。イワギキョウよりはわずかに紫色が強く,多少湿気の多い場所に生える。
花期:7 - 8 月
分布:北海道・本州(中部以北)
Campanula ホタルブクロ属の花: イワギキョウ  チシマギキョウ  ホタルブクロ  ヤツシロソウ  ヤマホタルブクロ 


8-20-06 11:44 斜里岳 標高 1510 m
北海道清里町

8-20-06 11:44 斜里岳 標高 1510 m
北海道清里町

7-20-09 12:08 トムラウシ山・前トム平 標高 1740 m
北海道上川郡新得町屈足

7-20-09 12:08 トムラウシ山・前トム平 標高 1740 m
北海道上川郡新得町屈足
被子植物  生物