ムラサキ科 Boraginaceae

タチカメバソウ (立亀葉草)
Trigonotis guilielmii (A.Gray) A.Gray ex Gürke 

山地の渓流沿いや木陰などやや湿ったところに生育する多年草。太い地下茎が横に伸びる。茎は直立し,高さ 20 - 40 cm,やわらかく,圧毛がある。葉は互生し,長さ 3 - 7 cm,幅 1.5 - 3 cm,卵形 - 広卵形,先は尖り,全縁,細毛がある。下部の葉の葉柄は長く,上部の葉柄は短い。枝先に総状花序をつける。花序に苞はない。萼は5深裂し,花後も大きくなって残る。花冠は5裂し,径 7 - 10 mm,淡青紫色または白色,中心に黄色の付属体がある。小花柄は長さ 1 - 1.5 cm。雄ずいは5本,花筒の中部より少し上につく。雄しべ5個は花筒の中にある。果実は4分果。分果は短柄があり,上面の長さ約 2 mm,短毛がある。
花期:5 - 6 月
分布:北海道(西南部)・本州
Trigonotis キュウリグサ属: キュウリグサ  タチカメバソウ  ミズタビラコ 


4-29-07 右谷山,山口県岩国市

4-29-07 右谷山,山口県岩国市

4-29-07 右谷山,山口県岩国市

4-29-07 右谷山,山口県岩国市

5-17-15 島根県

5-17-15 島根県

5-17-15 島根県

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5-20-07 大万木山,島根県

5-20-07 大万木山,島根県
被子植物  生物