エゾシロネ(蝦夷白根) |
山間の湿地に生育する多年草。根茎が太く紡錘形になり,細い地下茎を伸ばし広がる。茎は紡錘形に太くなった前年の地下茎の先端から直立し,4稜形,20 - 40 cmになる。葉は対生し,菱状卵形,薄く,長さ 2 - 7 cm,幅 1 - 2.5 cm,鈍鋸歯があり,基部はくさび形,両面に腺点があってまばらに微細毛がある。花は葉腋にかたまってつく。萼は長さ約 1.5 mmで中裂し,裂片は3角状卵形,花冠は白色,長さ約 3 mm,雄ずいは2本。分果は3稜形で少し扁平,前面先端に不規則な凸起がある。 花期:8 - 9月 分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島,中国(東北),シベリア,北アメリカ Lycopusシロネ属: エゾシロネ ケシロネ コシロネ ヒメシロネ |
8-14-22 標高 775 m,大分県 |
8-14-22 標高 775 m,大分県 |
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8-14-22 標高 775 m,大分県 |