ミツガシワ(三槲) |
山地の,水位変動の少ない湿地,沼に生育する多年草。高地の湿原や沼に生育するが,低地でも残存植物として所々にある。根茎は太く,横にはう。根出葉は3小葉からなり,柄は基部が鞘となる。小葉は3個で卵状楕円形または菱形楕円形,長さ 4 - 8 cm,幅 2 - 5 cm,先は鈍く,鈍鋸歯があるか全縁,質厚。花茎は高さ 20 - 40 cm。花は総状花序につき,小花柄は長さ 1 - 2.5 cm,萼は5深裂,裂片は3角状卵形で,鈍頭。花冠は漏斗状で白色,5中裂し,裂片は3角状卵形で,内面は白毛が密生する。雄ずいが長く花柱が短い短花柱花と,雄蕊が短く花柱が長い長花柱花があり,長花柱花が結実する。さく果は球形で径 5 - 7 mm,2裂する。種子は円形でやや扁平,黄赤色で光沢があり,径 2 - 3 mm。 花期:4 - 8月 英語名:Marsh-trefoil, Common Buckbean 分布:千島,北海道・本州・九州;サハリン,その他北半球 ミツガシワ科 Menyanthaceae Menyanthes ミツガシワ属: ミツガシワ Nephrophyllidium イワイチョウ属: イワイチョウ Nymphoides アサザ属: アサザ ガガブタ ヒメシロアサザ |
4-2-23 福岡県 |
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