アメリカフウロ(亜米利加風露) |
道ばたや草地に生育する1年草。茎は高さ 10 - 40 cmになり,よく分枝し,基部は倒れ伏し,葉柄とともに開出するかまたはやや下向きの白く微細な毛を密生する。葉は長い柄を持ち,円形,幅 1 - 7 cm,掌状にほとんど基部まで3 - 5裂し,裂片はさらに3出状に2 - 3回切れ込む。表面には圧着する細毛が,縁および裏面脈上にはあらい毛がある。托葉は離生し,長さ 約 7 mm。茎頂および枝先に散房状に,径約 1 cm,淡紅色 - 白色の5弁花を数個着ける。花柄や小花柄に開出するあらい毛と腺毛を密生する。萼片は長さ約 5 mmで,3脈があり,縁と外面上に長毛が多い。花弁は萼片とほぼ同長で,先は凹入する。◯果は長さ約 2 cm,果体には長毛と細毛が,嘴には細毛がある。種子には網目状の隆起した模様がある。 花期:5 - 6月 分布:本州,四国,九州;北アメリカ原産の帰化植物 Geranium フウロソウ属: アメリカフウロ イヨフウロ エゾフウロ ゲンノショウコ コフウロ シロバナタカネグンナイフウロ タチフウロ チシマフウロ ツクシフウロ トカチフウロ ハクサンフウロ ビッチュウフウロ Erodium オランダフウロ属: オランダフウロ |
4-24-11 新立山山麓,福岡県宗像市 |
4-24-11 新立山山麓,福岡県宗像市 |
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