ミネカエデ(峰楓)
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亜高山 - 高山帯に生育する落葉小高木高さ 2 - 8 m,直径15 cmほどになる。樹皮は灰褐色。葉は対生し,葉身は直径 5 - 9 cm,やや横に広く,掌状に5 - 7中裂し,裂片はに羽状に浅裂し,中央裂片は菱形状卵形,裂片の先は短鋭尖頭,ふちは重鋸歯,基部は心形。花時には裏面脈上に赤褐色の縮毛を散生するが,成葉では基部だけに褐色の軟毛がある。雌雄異株または同株。枝先の総状花序に淡黄色で直径 8 - 10 mmの花を多数つける。雄花と両性花がある。花弁,がく片はともに5個,雄ずいは8本。雌花の退化雄ずいは,長さ約 2 mm。花柱の先は渦巻状に巻く。果実は翼果,分果は長さ2 - 3 cm,翼はほぼ直角に開く。 花期:6 - 7月 分布:南千島,北海道 - 本州(静岡・岐阜・福井県以北) Acer カエデ属: ウリハダカエデ チドリノキ ハウチワカエデ ミネカエデ |
6-17-12 森吉山 標高 1225 m,秋田県 |
6-17-12 森吉山 標高 1225 m,秋田県 |
6-17-12 森吉山 標高 1225 m,秋田県 |
6-17-12 森吉山 標高 1225 m,秋田県 |