ミヤマシキミ(深山樒)
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山地の樹林下に生育する常緑小低木。高さ 0.6 - 1.5 m。茎は直立し,よく分枝する。樹皮は灰色,若い枝は緑色。葉は互生。葉身は長さ6 - 13 cm,幅1.5 - 5 cmの倒卵状長楕円,厚い革質,先は短くとがって先端は浅くへこみ,全縁,基部はくさび形,アルカロイドを含み有毒。葉柄は長さ0.5 - 1 cm。雌雄異株。枝先に円錐花序を出し,芳香のある花を多数つける。花の直径は約1 cm,萼は浅く4裂。萼や花柄,花序の軸などは赤紫色。花弁は白色で4個,長さ4 - 5 mmの長楕円形。雄花の雄ずいは4個,直立する。雌花には仮雄ずいが4個,雌ずいは1個,柱頭が四角形で浅く4 - 5裂する。核果は直径 8 - 10 mmの球形で,赤く熟し,翌春まで残る。 花期:4 - 5月 果期:12 - 2月 英名:Japanese skimmia 分布:本州(関東地方以西)・四国・九州;台湾(高地) Skimmia ミヤマシキミ属: ツルシキミ ミヤマシキミ リュウキュウミヤマシキミ |
4-11-21 神之瀬峡,広島県 |
4-11-21 神之瀬峡,広島県 |
4-11-21 神之瀬峡,広島県 |
4-11-21 神之瀬峡,広島県 |
3-31-19 慈眼岳,長崎県 |
3-31-19 慈眼岳,長崎県 |
3-31-19 慈眼岳,長崎県 |
3-31-19 慈眼岳,長崎県 |
3-31-19 志々伎山,長崎県 |
3-31-19 志々伎山,長崎県 |
11-28-04 鹿嵐山,大分県 |
11-28-04 鹿嵐山,大分県 |