ニシキギ科 Celastraceae

シラヒゲソウ(白髭草)
Parnassia foliosa Hook.f. et Thomson var. foliosa

山地の湿地に生育する多年草。短い根茎があり,3 - 8個の花茎と数個の長い柄のある根出葉を束生する。花茎は4稜があり高さ 12 - 40 cm,分枝することなく4 - 8個の茎葉をつける。茎葉は無柄,広卵形で基部は茎を抱き,長さ 幅とも 12 - 40 mm。花茎の先端に1個の白い花をつける。花の直径は 2 - 2.5 cmで花期には斜開または平開する。5枚の花弁は卵形で,長さ 0.9 - 1.2 cm,縁は糸状に細裂する。雄蕊は花弁よりも短く,花期には開出する。葯は長円形。仮雄蕊は花時に斜上し,長さ 3 - 4 mmで,先端は3深裂し,各先端には小球状の黄色の腺体がつく。雌蕊は雄蕊よりも短い。子房は卵球形で4室からなる。花柱は短く,柱頭は4裂する。さく果は長さ 6 - 7 mm,種子は長さ約1 mm。
花期:8 - 9月
分布:本州(西部と中部の太平洋側)・四国・九州
Parnassia ウメバチソウ属: ウメバチソウ  シラヒゲソウ 


8-25-19 7:30 タデ原湿原 標高 1030 m
大分県九重町大字田野

8-25-19 7:30 タデ原湿原 標高 1030 m
大分県九重町大字田野

8-25-19 6:50 タデ原湿原 標高 1030 m
大分県九重町大字田野

8-25-19 6:50 タデ原湿原 標高 1030 m
大分県九重町大字田野

8-25-19 6:50 タデ原湿原 標高 1030 m
大分県九重町大字田野

8-25-19 6:50 タデ原湿原 標高 1030 m
大分県九重町大字田野

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