ミズキ科 Cornaceae

ヤマボウシ(山法師)
Cornus kousa Buerger ex Hance subsp. tkousa

山地の林内や草原に生育する落葉高木。高さ5 - 15 mになる。樹皮は暗赤褐色。老木では不規則にはがれ,まだら模様になる。枝は褐色または赤褐色を帯び,皮目が多い。葉は対生し,枝先に集まってつく。葉身は長さ4 - 12 cm,幅3 - 7 cmの広楕円形または広卵状楕円形,先は鋭く尖り,基部は円形,ふちは全縁で波打つ。表面はほぼ無毛,裏面はやや光沢がある。秋に鮮紅色に紅葉する。総苞片は4個,白色で,長さ3 - 8 cmの卵形または長楕円状卵形。総苞片の中心に,淡緑色の小さな花が20 - 30個密集した球形の頭状花序をつくる。花弁と雄ずいは4個。花柱は1個。果実は集合果で直径 1 - 1.5 cm の球形。9 - 10月に赤く熟し,可食。
花期:5 - 7月
分布:本州・四国・九州;朝鮮半島,中国,台湾
Cornus ミズキ属: クマノミズキ  ゴゼンタチバナ  ミズキ  ヤマボウシ

5-16-21 標高 370 m,福岡県

5-16-21 標高 370 m,福岡県

5-16-21 標高 370 m,福岡県

5-16-21 標高 370 m,福岡県

5-16-21 標高 370 m,福岡県

5-16-21 標高 370 m,福岡県

6-18-17 標高 1090 m,大分県

6-18-17 標高 1090 m,大分県

7-3-04 標高 1700 m,宮崎県

7-3-04 標高 1700 m,宮崎県
被子植物  生物