キガンピ(黄雁皮)
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山地の日当たりのよい林縁や岩場に生育する落葉低木。樹高 1- 2 m。樹皮は褐紫色。本年枝は無毛,はじめ緑色で,のちに褐紫色。側枝が葉腋より上で分かれる。葉は対生し,卵状楕円形,長さ 2 - 7 cm,幅 1 - 3 cm,全縁,両面とも無毛でやわらかい。葉柄は短い。枝先に短い総状花序をだし,花を数個 - 10数個つける。萼筒は長さ約 7 mm,先は4裂し,外面は淡黄色で無毛。内面はやや白色。雄ずいは8個,雌ずいは1個。果実は乾いた核果。表面にはまばらに毛があり,はじめ萼筒に包まれるが,やがて裸出する。核は紡錘形で長さ約 3 mm。 花期:7 - 9 月 別名:キコガンピ 分布:本州(近畿地方以西)・四国・九州;朝鮮半島南部 Diplomorpha ガンピ属: ガンピ キガンピ コガンピ ミヤマガンピ |