アカバナ科 Onagraceae

イワアカバナ(岩赤花)
Epilobium amurense Hausskn. subsp. cephalostigma (Hausskn.) C.J.Chen, Hoch et P.H.Raven

山地のやや湿った場所に生育する多年草。高さ 15 - 60 cm。茎は直立して上部で多数分枝し,短い屈毛があり,2列の稜線がある。葉は対生し,長楕円状披心形,長さ 1.5 - 9 cm,幅 2 - 30 mm,薄く,鋭尖頭,縁に鋭い鋸歯があり,基部は細くなり,ごく短い葉柄があり,裏面の脈上に毛がある。花は上部の葉腋に単生するか頂生し,直径 5 - 8 mm,淡紅色 - 白色。萼裂片は卵状披針形,長さ 4 - 5 mm,筒部は短い伏毛があるか稀に無毛。花弁は4個,長さ 4.5 - 7 mm,広倒披針形で,先は浅く2裂する。子房は細長く,花柄のように見える。雄ずいは8個,うち4個は他より長い。雌しべの柱頭は球形。さく果は細長く4稜形,長さ 3.5 - 7 cm,疎らな短い伏毛があるか無毛。種子は長さ 0.8 - 1.25 mm,冠毛は白色。
花期:7 - 8月
分布:北海道・本州・四国・九州;アムール,ウスリー,台湾,中国
Epilobium アカバナ属: アカバナ  イワアカバナ  ミヤマアカバナ 


8-12-12 幌尻岳山麓,北海道

8-12-12 幌尻岳山麓,北海道

8-12-12 幌尻岳山麓,北海道

8-12-12 幌尻岳山麓,北海道

8-12-12 幌尻岳山麓,北海道

8-12-12 幌尻岳山麓,北海道

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