フサモ(房藻) |
沼や池の中に生育する多年生の水草。干上がった溜池などでは陸生形もつくる。茎は長く伸びて,分枝する。葉は4枚が輪生し,水中のものは羽状に細裂し,全長2 - 6 cm,上部の水上に出た部分の葉はやや小さく羽裂し,長さ5 - 15 mmで,裂片の幅はやや広くなる。花序は穂状で,水面より突き出て直立し,気中葉の葉腋に花を単生する。花序の上部に雄花が,下部には雌花がつく。雄花の花弁は4個,白色,膜質,長楕円形で,鈍頭,長さ約 3 mm。雄ずいは8個,葯は黄色線形。雌花は径約 2 mm,萼筒は壺形,4肋条があり,筒状の萼頭に羽状白色の4個の柱頭をやや外向きにつける。果実は卵状球形で,長さ 2.5 - 3 mm。 花期:5 - 7月 英名:Water-milfoil, Feather-pondweed 分布:北海道・本州・四国・九州;ヨーロッパ・アフリカ北部・アジア・北アメリカ Myriophyllum フサモ属: フサモ ホザキノフサモ |
![]() 7-21-25 神楽女湖,大分県別府市 |
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