マメ科 Fabaceae
トビカズラ(飛び葛) |
大型の常緑つる性木本。葉は3小葉からなり,頂小葉は長楕円形,長さ 7 - 15 cm,幅 4 - 8 cm,先は鋭尖頭で全縁。偽総状花序は長さ12 - 20 cm,3 - 20個の花を密につけ,小花柄は長さ 1 - 1.2 cm,花は暗紫色で蝶形,長さ7 - 8.5 cm。旗弁は暗紫色で無毛,長さ4.5 - 5 cm。翼弁は竜骨弁よりも短く,長さ 6.5 - 7 cm,爪は長さ約 1 cm,舷部の先端は円形で,基部に耳状突起があり,密に褐色の短毛がある。竜骨弁はやや鎌形で少し内側に湾曲し,長さ約 7 cm。雄ずいは2体で,2形あり,長雄ずいは円形で径約 2 mmの葯をつけ,短雄ずいは狭卵形で,長さ約 3.5 mmの葯をつける。雌ずいは長さ約 30 mm,花柱の中部以下と子房には褐色毛が密生し,柱頭は頭状で,無毛。豆果は線形で,扁平,長さ 40 - 60 cm,幅 3.5 - 4 cm,7 - 10個の種子を入れ,果皮は木質,黄褐色毛を密生する。種子は腎臓形,長さ約 3 cm,幅約 2.5 cm。 花期:4 - 5月 別名:アイラトビカズラ 分布:九州(熊本県);中国(南部・南西部) Mucuna トビカズラ属: ウジルカンダ トビカズラ |
![]() 5-8-22 7:36 菊鹿町相良 |
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