ツクシネコノメソウ(筑紫猫の目草) |
山地の沢沿いの陰湿地に生育する多年草。花茎は高さ 4 - 10 cm,花後花茎の基部より走出枝を出し,走出枝は暗紫色を帯び,白色の軟毛を生じる。根出葉の多くは花時に枯れる。茎葉は普通1対,対生する。葉は円腎形 - 円形,長さ 3 - 10 mmで,基部は広いくさび形 - 鈍形,縁には5 - 7個の円い鋸歯があり,表面は緑色で長軟毛を散生する。葉柄は 2 - 15 mm。花は枝先に集散花序となる。花柄は長さ約 2mm。苞は細い扇形で緑色。萼裂片は淡緑色で直立し,卵円形,長さ 1 - 1.2 mm。雄ずいは8個で直立し,萼片よりわずかに長いか同長。裂開前の葯は黄色。さく果は直立し,2個の心皮の大きさは異なる。
花期:3 - 4月
分布:四国・九州 Chrysosplenium ネコノメソウ属 イワネコノメソウ イワボタン コガネネコノメソウ シロバナネコノメソウ タチネコノメソウ ツクシネコノメソウ ボタンネコノメソウ ヤマネコノメソウ ヨゴレネコノメ |
3-31-24 八代市,熊本県 |
3-31-24 八代市,熊本県 |
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