リシリトウウチソウ(利尻唐打草) |
高山の草地に生育する多年草。茎は高さ 40 - 80 cm。茎や葉の中軸に赤褐色の縮れた毛がある。根生葉は 11 - 13枚の小葉からなる羽状複葉で,小葉は卵円形 - 長楕円形で,円頭,長さ 2 -4 cm,ややうすく,縁に鋭い鋸歯があり,裏面は粉白色,基部は心形 - 円形をなし,小葉柄は明らかで長さ 5 - 15 mmある。茎葉は小さくなる。花は穂状に多数密につく。花穂は茎頂,または枝先につき,長さ 3 - 8 cmの円柱形で,直立する。花は白色,花弁はなく,4裂した萼,4本の先の太い雄しべ,柱頭が房状の1本の雌しべからなり,下部のものから咲き始めて上部の花に及ぶ。雄ずいは長さ 7 - 8 mm,花の外に突き出る。 花期:7 - 9 月 分布:北海道(礼文島、利尻島、夕張山地、大雪山系) Sanguisorba ワレモコウ属: ワレモコウ ナガボノワレモコウ コバナノワレモコウ タカネトウウチソウ リシリトウウチソウ エゾトウウチソウ |
7-20-08 利尻山 標高 1570 m,北海道利尻富士町 |
7-20-08 利尻山 標高 1570 m,北海道利尻富士町 |
7-20-08 利尻山 標高 1570 m,北海道利尻富士町 |
7-20-08 利尻山 標高 1615 m,北海道利尻富士町 |