ミツバコンロンソウ(三葉崑崙草) |
山地の木陰など湿った場所に生育する多年草。茎は直立し,高さ10 - 20 cm,赤みを帯び,無毛で稜がある。根生葉はなく,茎葉は互生して下部の葉は小さく,上部の葉は3出複葉。小葉は卵状披針形,先は鋭尖形,基部はくさび形,粗い鋸歯縁となり,長さ 1 - 4 cm。茎の上部に数個の白色の十字状花を総状花序につける。蕾の時期は花柄が横 - 下向きで,開花時に上を向いてくる。花弁,萼片は4個。萼片は長さ4 - 5 mm,赤褐色を帯びる。花弁は白色,長倒卵形 - 倒卵形,先は鈍形,長さ 6 - 10 mm。雄ずいは6個。果実は長さ 3 - 4.5 cmの線形の長角果,無毛。種子は長楕円形,翼はなく,長さ 1 - 1.5 mm。 花期:4 - 5 月 分布:本州(関東以西)・四国・九州 Cardamine タネツケバナ属: コンロンソウ ホソバジャニンジン マルバコンロンソウ ミツバコンロンソウ ミヤマタネツケバナ |
4-26-20 英彦山,福岡県 |
4-26-20 英彦山,福岡県 |
4-26-20 英彦山,福岡県 |
4-26-20 英彦山,福岡県 |
4-26-20 英彦山,福岡県 |
4-26-20 英彦山,福岡県 |