ウリ科 Cucurbitaceae

モミジカラスウリ (紅葉烏瓜)
Trichosanthes multiloba Miq.

山地の林縁や林道脇に生育する,つる性で雌雄異株の多年草。巻きひげは2分枝。葉は互生し,長さ10 - 15 cmの円心形で掌状に5 - 9深裂し,両面に短毛がある。葉腋から長さ10 - 25 cmの花柄を出し,白色花をつける。花冠の直径は約5 cmで,5裂するが,裂片は短い。裂片の先は糸状に裂けレース状を呈する。中心部には橙色の雄蘂が露出する。花は昼間も閉じないことが多い。果実は液果で長さ約10 cmの楕円形,濃緑色から,熟すと黄色になる。
花期:6 - 8月
分布:本州(近畿以西)・四国・九州


7-22-12 12:55 英彦山中岳 標高 1080 m
福岡県田川郡添田町

7-22-12 12:55 英彦山中岳 標高 1080 m
福岡県田川郡添田町

10-2-11 13:27 米精山支尾根稜線 標高 800 m
大分県日田市中津江村

10-2-11 13:27 米精山支尾根稜線 標高 800 m
大分県日田市中津江村
被子植物  生物