ツバキ科 Theaceae

ヤブツバキ(藪椿)
Camellia japonica L.

海沿いや山地の照葉樹林に生育する常緑高木。高さ 5 - 6 m。樹皮は褐灰色ないし黄褐色で,滑らか。葉は互生し,長楕円形ないし卵状楕円形で長さ 5 -10 cm,幅 3 - 6 cm。先端は鋭くとがり,基部はくさび形ないし円形,葉縁には細かい鋸歯がある。表面は濃緑色で光沢があり革質。両面とも無毛で葉柄は長さ1 - 1.5 cm。枝先の葉腋に赤色の花をつける。花は直径 5 - 7 cm。花弁は5個,長さ 3 - 5 cm。雄しべは多数で,花糸が中間部で合着して筒状になる。雄しべの基部は花弁と合着する。花柱の先は3裂する。果実はさく果で,直径2 - 2.5 cmの球形。種子は褐色で長長さ1 - 2 cm。種子から椿油がとれる。 別名:ツバキ(椿),ヤマツバキ(山椿)
花期:11 - 12月 または 2 - 4月 英名:common camellia
分布:本州・四国・九州,沖縄;東アジア
Camellia ツバキ属: サザンカ  ヤブツバキ 


3-13-16 14:25 三ッ頭山 標高 520 m,福岡県糟屋郡篠栗町

3-13-16 14:25 三ッ頭山 標高 520 m,福岡県糟屋郡篠栗町

1-9-17 11:54 冠岳 標高 250 m,宮崎県日向市東郷町

3-13-16 14:25 三ッ頭山 標高 520 m,福岡県糟屋郡篠栗町

1-28-18 11:29 観音山 標高 110 m,大分県宇佐市

1-28-18 11:29 観音山 標高 110 m,大分県宇佐市

5-5-18 9:33 標高 610 m,椿山,大分県佐伯市

5-5-18 9:33 標高 610 m,椿山,大分県佐伯市

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