オオイタドリ(大虎杖) |
低山 - 亜高山の日当たりのよい山野に生育する多年草。茎は高さ1 - 3 m,太く,弓状に曲がり,下部には毛はないが,上部は短毛が密生する。葉は有柄,互生し,長卵形 - 卵形,長さ15 - 30 cm,幅10 - 20 cm,鋭尖形,基部は心形,両面脈上に短毛があり,裏面は粉白色を帯びる。托葉鞘は膜質で,縁毛はない。雌雄異株。上部の葉腋や枝の先からでる円錐花序に多くの花をつける。萼は5裂し,白色,長さ約 2 mm。雄ずいは8個。雌花の花被は花後大きくなり,外の3片は背部に翼が発達し,倒卵形,長さ 10 mm。そう果は3稜形で卵形,長さ約 3 mm,黒褐色で光沢がある。 花期:7 - 9月 英語名:Sachaline Giant Knotweed 分布:千島,北海道・本州(中部地方以北);サハリン,鬱陵島 Fallopia ソバカズラ属: イタドリ オオイタドリ |
8-12-12 幌尻岳,北海道 |
8-12-12 幌尻岳,北海道 |
オオイタドリ花上のヒメキマダラヒカゲ |
8-12-12 幌尻岳,北海道 |