ミヤマタニソバ(深山谷蕎麦) |
山地の林下に生育する1年草。茎は細く,根元から分枝し,下部は斜上するか直立し,節には下向きの刺があり,高さ 20 - 50 cm。葉は互生し,有柄で,長さ2 - 5 cmの三角形,全縁,質は薄く,表面には左右対称の八の字状の黒斑がある。托葉鞘は短く,先はしばしば葉状となり,緑色。上部葉腋に2叉状の枝先に小さな花を数個つける。花被は白色,長さ約 3 mm,5深裂し,裂片は広楕円形。そう果は長さ約 3 mm,3稜形,褐色で光沢がある。
花期:7 - 10月 分布:本州・四国・九州;朝鮮半島南部 Persicaria イヌタデ属: イヌタデ シロバナサクラタデ ツルソバ ナガバノウナギツカミ ママコノシリヌグイ ミゾソバ ミヤマタニソバ |
8-6-06 英彦山北岳,福岡県 |
8-6-06 英彦山北岳,福岡県 |
9-2-12 横倉山,高知県 |
9-2-12 横倉山,高知県 |
10-2-11 米精山,高知県 |
10-2-11 米精山,高知県 |