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ツルコウゾ（蔓楮） |
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暖地の山地の林縁に生育する落葉蔓性木本。高さ ２ - ３ｍ。本年枝には粗い毛が散生する。托葉は線状披針形で先は鋭くとがり，長さ 3 - 5 mm，背面に軟毛が散生する。葉は互生し，長卵形または披針形，長さ 4 - 11 cm，幅 1.3 - 4 cm，先は尾状に鋭くとがり，基部はやや左右不相称で歪切形または浅心形，縁にはやや細かい鋭い鋸歯がある。表面は短毛が散生し，裏面は脈上に短毛が散生するほかは無毛。葉柄は長さ 0.8 - 2 cm，短毛を散生する。雌雄異株。本年枝の葉腋ごとに１個の花序を伸ばす。雄花序の柄は長さ約 5 mmで軟毛が生え，花序は円筒形で長さ 1 - 1.5 cm，幅 5 mm，多数の雄花をつける。雌花序の柄は長さ約 5 mmで軟毛が密生し，花序は球形，径 4 - 5 mm，多数の正常な雌花と不稔の燭台形の雌花がある。集合果は球形で朱赤色に熟し，可食。 花期：4 - 5月 果期：６ - ７月 別名：ムキミカズラ 分布：本州（山口県）・四国・九州 Broussonetia コウゾ属： コウゾ ヒメコウゾ ツルコウゾ |
 4-23-23 菊池渓谷，熊本県 |
 4-23-23 菊池渓谷，熊本県 |
 4-23-23 菊池渓谷，熊本県 |
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