クワ科 Moraceae

コウゾ(楮)
Broussonetia x kazinoki Siebold

人家近くの林中に生育する落葉低木。カジノキとヒメコウゾの雑種。高さ 2 - 6 m。幹は褐色,小さな皮目がある。葉は互生し,長さ10 - 20 cmの歪んだ卵形で,先が尖る。葉柄は長さ 1 - 3 cm。カジノキに近いものは,表面は点状毛があってざらつき,ヒメコウゾに近いものはより幅が広くなり,裏面に毛が多い。カジノキに近いものは雌雄別株,ヒメコウゾに近いものは雌雄同株。雄花序はやや惰円形,長さ1 - 1.5 cm。雌花序の花柱は 6 - 7 mm,ヒメコウゾより長い。果実はほとんど結実しない。
花期:4 - 5月
分布:中国・四国・九州で野生化
Broussonetia コウゾ属: コウゾ  ヒメコウゾ  ツルコウゾ 

<雄株>

5-4-24 河内貯水池,福岡県北九州市

5-4-24 河内貯水池,福岡県北九州市

5-4-24 河内貯水池,福岡県北九州市

5-4-24 河内貯水池,福岡県北九州市
<雌株>

5-4-24 河内貯水池,福岡県北九州市

5-4-24 河内貯水池,福岡県北九州市

5-4-24 河内貯水池,福岡県北九州市

5-4-24 河内貯水池,福岡県北九州市
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