キンポウゲ科 Ranunculaceae

エゾトリカブト (蝦夷鳥兜)
Aconitum sachalinense F.Schmidt var. yezoense (Nakai) Kadota

低地 - 山地の林縁や草地に生育する多年草。高さ 70 - 150 cm。茎は斜上あるいは直立し,分枝しないか少し分枝し,下部を除いて曲がった毛がある。中部の茎葉は長さ 9 - 15 cm,幅 10 - 16 cm,3全裂し,側小葉はさらに2深裂し,裂片は基部がくさび状で,欠刻し,欠刻片は披針形 - 卵状披針形,先は鋭頭または鋭尖頭,両面脈上に曲がった毛がある。葉柄は 2.5 - 5 cm,曲がった毛があるか,または無毛。茎先や葉の付け根から伸びる散房花序に,長さ約3 cmの紫青色の花をまばらにつける。花柄は長さ 2 - 3.5 cm,曲がった毛がある。花弁状の萼片は5個,上萼片は円錐状で嘴が短く,急に尖る。雄ずいは多数で有毛。雌ずいは3個あって,無毛。袋果は長さ 15 mm以上,斜開する。
花期:8 - 9月
分布:北海道(道東)
Aconitum トリカブト属の花: イブキトリカブト  エゾトリカブト  エゾノホソバトリカブト  エゾノレイジンソウ  ダイセツトリカブト  タカネトリカブト  タンナトリカブト  ハナカズラ  ホソバトリカブト  ヤマトリカブト  リシリブシ  レイジンソウ 


8-30-15 北海道道東

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8-14-15 北海道道東

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