ワスレグサ科 Asphodelacea ユウスゲ（夕菅） Hemerocallis citrina Baroni var. vespertina (H.Hara) M.Hotta

山地の草原，林縁などのに生育する多年草。根は丈夫で長く，株本から多数束生するが，紡錘状のふくらみはなく横に皺がある。高さ 100 - 150 cm。葉は線形，長さ40 - 60 cm，幅 5 - 15 mm，斜上して上部は下垂，線形，鋭尖頭，全縁，無毛。茎は無毛，中，下部に葉はなく，上部に披針形で 2 - 3 cm の苞があり，苞の腋から枝を出し，２叉状に分枝し，淡黄色の花をつぎつぎに咲き続ける。花は夕方から開き，翌日午前中に閉じる。花筒は長さ 2.5 - 3 cm，花被裂片は 6。雄ずいは６，花被より短く，葯は黒紫色。花柱は雄ずいよりやや長い。さく果は広楕円形で長さ約 20 mm，先がへこむ。種子は卵形，黒色でつやがあり，長さ約 5 mm。 花期：7 - 9 月 分布：本州・四国・九州 Hemerocallis ワスレグサ属： ゼンテイカ　 ノカンゾウ　 ヤブカンゾウ　 ユウスゲ

6-25-17 タデ原湿原，大分県	6-25-17 タデ原湿原，大分県
7-5-15 八幡湿原，広島県北広島町	7-5-15 八幡湿原，広島県北広島町
7-6-08 八幡湿原，広島県北広島町	7-6-08 八幡湿原，広島県北広島町
7-31-21 雨乞牧場，大分県別府市	7-31-21 雨乞牧場，大分県別府市
8-2-20 阿蘇北外輪山，熊本県阿蘇市	8-2-20 阿蘇北外輪山，熊本県阿蘇市
8-2-20 阿蘇北外輪山，熊本県阿蘇市	8-2-20 阿蘇北外輪山，熊本県阿蘇市

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