ショウジョウバカマ(猩々袴)
Helonias orientalis (Thunb.) N.Tanaka     シュロソウ科 Melanthiaceae

山野のやや湿潤な場所に生育する常緑の多年草。地下茎は短い。根生葉は多数開出し,倒披針形で鋭頭,長さ7 - 20 cm,幅 1.5 -4 cm,両面無毛,全縁,光沢がある。葉は重なり合って地表面に広がり,ロゼットを形成する。葉先に子苗をつけることもある。花茎は根出葉の中心から立ち,高さ10 - 30 cmで数個の鱗片葉がつく。花時に新葉のロゼットが,花茎の基部の横に出る。花茎の頂に 3 - 10花が総状花序につき,横向きに開く。花柄は長さ 7 - 10 mm,後に伸びて30 mmにもなる。花披片は6個,濃紫色から淡紅色,倒披針形で長さ 10 - 15 mm,花茎との境が少しふくれる。花被片は花後緑色を帯びる。雄ずいは6個,葯は黒紫色で狭長楕円形,葯は長さ 2.5 mm。花柱は花被片より長く,頭状。◯果は3つに深くくびれる。種子は線形,長さ 5 mm,両端はとがる。
花期:4 - 6月
分布:北海道・本州・四国・九州;サハリン,朝鮮半島
Helonias ショウジョウバカマ属
ショウジョウバカマ  ツクシショウジョウバカマ 


6-17-12 森吉山 標高 1260 m
秋田県北秋田市

6-17-12 森吉山 標高 1260 m
秋田県北秋田市

6-17-12 森吉山 標高 1265 m
秋田県北秋田市

6-17-12 森吉山 標高 1265 m
秋田県北秋田市

5-4-10 御池岳 標高 895 m
滋賀県東近江市

5-4-10 御池岳 標高 895 m
滋賀県東近江市

6-14-09 芦別岳半面山 標高 1450 m
長野県

6-14-09 芦別岳半面山 標高 1450 m
長野県

7-15-06 中央アルプス:千畳敷 標高 2700 m
長野県

7-15-06 中央アルプス:千畳敷 標高 2745 m
長野県

5-4-11 玉峰山 標高 495 m
島根県奥出雲町

5-4-11 玉峰山 標高 495 m
島根県奥出雲町

花後 5-4-12 豊受山 標高 730 m
愛媛県四国中央市

花後 6-1-08 恐羅漢山
広島県安芸太田町
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