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チョウ目(鱗翅目)Lepidoptera
オオミズアオ |
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平地から高原までの雑木林に生息しているヤママユガ科に分類される薄緑色の大型のガ。ヤママユガ科のガは,口が完全に退化していて,成虫は摂食しない。翅の地色は青白色 - 緑味を帯びたものまで変異がある。前翅は外側端は丸みを帯び,前縁は紅褐色。前翅と後翅にはそれぞれ中央に丸い斑紋が1個ずつある。後翅は後方に伸びて尾状突起になり,先端付近で湾曲する。雌の尾状突起は短い。触角は茶色,♂の触角はよく発達し,羽毛状。♀の触角は両櫛歯状。 時期:年2回の発生で,出現期は4 - 8月頃。 開張:80 - 120 mm 食草:バラ科,ブナ科,カバノキ科などの葉 分布:北海道・本州・四国・九州,種子島,屋久島,対馬 ヤママユガ科 Saturniidae Actias属: オオミズアオ オナガミズアオ Antheraea ヤママユ属: ヤママユ Saturnia属: クスサン |
![]() ♂ 5-6-22 黒岳男池,大分県 |
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![]() ♀ 7-24-21 吉和,広島県廿日市市 |
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