チョウ目(鱗翅目)Lepidoptera

ミドリヒョウモン(緑彪紋)
Argynnis paphia Linnaeus,1758   ドクチョウ亜科 Heliconiinae,タテハチョウ科 Nymphalidae

平地から亜高山帯の雑木林周辺などに生育する。翅の表側は黄色地に黒条や黒斑が並ぶ。オスは斑点が少なく,前翅中央部に発香鱗条,性標が4本ある。メスでは斑点が大きく発達する。メスの前翅先端には三角形の白い斑紋がある。後翅裏側は薄緑色の地に銀白色の帯が外縁と中央に走る。成虫は年1回,6月-10月に発生する。夏の暑い時期は休眠する。初夏と秋に飛翔個体が見られる。成虫は森林周辺を飛び回り,各種の花に訪れる。冬は卵,または若齢幼虫で越冬する。
前翅長:35-40 mm 開張66-80 mm 発生時期:6-10月 英名:Silver-washed Fritillary
食草: スミレ科植物
分布:北海道 ・本州・四国・九州; ヨーロッパから中央アジア,シベリア,中国,朝鮮半島
ユーラシア大陸の温帯,寒帯域,アフリカの地中海沿岸
Heliconiinae ドクチョウ亜科: ウラギンスジヒョウモン  ツマグロヒョウモン  ミドリヒョウモン 


8-1-10 13:23 恐羅漢山 1140 m
広島県山県郡安芸太田町

8-1-10 13:23 恐羅漢山 1140 m
広島県山県郡安芸太田町

8-1-10 13:23 恐羅漢山 1140 m
広島県山県郡安芸太田町

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広島県山県郡安芸太田町

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