カメムシ目(半翅目)Hemiptera

ニイニイゼミ
Tibicen bihamatus Motschulsky 1861    セミ科 Cicadidae

平地の明るい雑木林に生息する小型のセミ。生きている時は全身に白っぽい粉を吹くが,頭部と前胸部の地色は灰褐色,後胸部と腹部は黒い。後胸部の背中中央には橙色や黄緑色あるいはその二つの色が混ざった"W"字型の模様がある。複眼と前翅の間に耳様の突起がある。前翅は褐色のまだら模様,後翅は黒地に透明の縁取りである。抜け殻は泥をかぶっている。
体長:20 - 24 mm
出現期:6 - 9月  鳴き方:チー…ジー…の繰り返し
分布:北海道・本州・四国・九州,沖縄本島以北の南西諸島,対馬;朝鮮半島,台湾・中国
喜界島・沖永良部島・与論島には分布しない。
Cicadidae セミ科: ニイニイゼミ  クマゼミ  ヒグラシ  ミンミンゼミ  コエゾゼミ  オオシマゼミ 
Graptopsaltria アブラゼミ属: アブラゼミ  リュウキュウアブラゼミ 


7-1-23 湯川山山麓,福岡県

7-1-23 湯川山山麓,福岡県

7-1-23 湯川山山麓,福岡県

7-1-23 湯川山山麓,福岡県

6-17-18 ビオスの丘,沖縄県うるま市

6-17-18 ビオスの丘,沖縄県うるま市

6-17-18 ビオスの丘,沖縄県うるま市

6-17-18 ビオスの丘,沖縄県うるま市

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