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ミヤマクマワラビ（深山熊蕨） |
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山地の林下に生育する夏緑性シダ。高さ 50 - 80 cm。根茎は太く，短く，直立し，葉は叢生し，円状に広がる。葉柄は葉身よりはるかに短い。葉柄の鱗片は長卵形 - 披針形で，光沢のある濃い黒褐色，中軸の鱗片はやや密につき，狭披針形で毛状突起縁で黒褐色，羽軸の向軸側のものは毛状，背軸側のものは卵状披針形で淡褐色。葉身は単羽状複生，倒披針形，長さ約 50 cm，幅約 15 cm，側羽片は線状披針形 - 長楕円状披針形，基部はほとんど切形で無柄，両縁は先端近くまで平行し，鋭尖頭で羽状に深裂する。裂片は狭長楕円形 - 線形，鎌状に曲がり，長さ4 - 6 mm，幅 2 - 3 mm，辺縁には小さい鋸歯があり，鈍頭から円頭，表面には毛状の，裏面には膜質の小さい鱗片がある。葉脈の側脈は単条で，斜上する。胞子嚢群は，葉身の先の方につき，裂片の辺縁寄りに１列に並び，裂片の中肋 - 辺縁の中間からやや辺縁寄りに１列に並び，円形で径約1 mm，包膜は円腎形でほぼ全縁。 分布：本州・四国・九州（最南部を除く）；朝鮮半島 Dryopteris オシダ属： イワヘゴ ツクシイワヘゴ クマワラビ ミヤマクマワラビ オオイタチシダ キヨスミヒメワラビ ナガサキシダ |
 6-10-07 英彦山，福岡県添田町 |
 6-10-07 英彦山，福岡県添田町 |
 6-10-07 英彦山，福岡県添田町 |
 6-10-07 英彦山，福岡県添田町 |
 11-13-04 大金峰，熊本県八代市 |
 11-13-04 大金峰，熊本県八代市 |
 11-13-04 大金峰，熊本県八代市 |
 11-13-04 大金峰，熊本県八代市 |
 葉脈の側脈は単条で，斜上する。 |
 葉脈の側脈は単条で，斜上する。 |