イワデンダ科 Woodsiaceae

イワデンダ
Woodsia polystichoides D.C.Eaton

日当りのよい山麓の石垣,岩上に生育する夏緑性の多年生草本。 根茎は短く,斜上か直立,少数の葉を叢生する。根茎と葉柄基部の鱗片は披針形で鋭尖頭,ほぼ全縁か,まばらに縁毛があり,淡褐色。葉は単羽状複生。葉柄上部〜葉軸下部に関節がある。葉柄は長さ5 - 10 cm,赤褐色で毛と鱗片がつく。葉身は長さ10 - 30 cm,披針形の単羽状複葉,ややかたい草質でで光沢のない濃黄緑色。羽片は披針形〜長楕円状披針形,鋭頭〜鈍頭,前部基部に耳片があり,無柄で,裏表とも有毛。胞子嚢群は羽片の辺縁に近く1列に並び,包膜は椀形,不規則に浅裂して縁毛がある。
分布:北海道・本州・四国・九州;サハリン・千島・朝鮮半島,台湾の高山,中国中・北部・アムール・ウスリーをはじめ,東アジア


8-12-12 10:09 幌尻岳額平林道 標高 740 m
北海道沙流郡平取町

8-12-12 8:50 幌尻岳額平林道 標高 600 m
北海道沙流郡平取町

8-12-12 8:50 幌尻岳額平林道 標高 600 m
北海道沙流郡平取町

8-12-12 8:50 幌尻岳額平林道 標高 600 m
北海道沙流郡平取町

シダ植物  生物