フクロシダ(袋羊歯) |
山地林下の岩上に生育する夏緑性シダ。根茎は短く,直立して小さな塊状となり,葉を叢生し,鱗片を密生する。葉柄は長さ1 - 7 cm,光沢があり,関節はなく,毛と鱗片を散生し,基部に鱗片がある。基部鱗片は披針形,淡褐色。葉身は2回羽状深裂,披針形,鋭尖頭,下部に向けてしだいに狭まり,長さ 5 - 30 cm,幅 1.5 - 5 cm,薄い草質,淡緑色,裏面は白味を帯び,表裏ともに平滑で無毛。羽片は長楕円状披針形,基部は広いくさび形からほとんど切形,無柄,裂片は長楕円形で鈍頭,鋸鋸歯縁。胞子嚢群は辺縁近くにつき,包膜は大きな円形袋状で,辺縁は浅裂する。) 分布:北海道・本州・四国・九州(熊本・宮崎県以北);朝鮮半島,中国,ロシア(極東) Woodsia イワデンダ属: イワデンダ フクロシダ |
![]() 6-16-24 愛媛県 |
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