ヒカゲノカズラ科 Lycopodiaceae

エゾノコスギラン (蝦夷の小杉蘭)
Lycopodium selago L. ar. patens Desv.

常緑の小型草本で,地上や岩上に生じる。茎の基部は斜上し,分岐して直立茎を伸ばす。直立茎は数回叉状に分岐し,頂部に芽体をつける。茎は葉とともに径 10 - 15 mm,高さは 10 - 15 cm,またはそれ以上になることもある。葉は長さ 5 - 10 mm,やや開出する。黄緑色から緑色,線状披針形から狭披針形,下半分はほぼ同じ幅で,上半分は次第に狭くなり,鋭頭〜鋭尖頭,革質で光沢があり,中肋ははっきりしない。胞子葉は栄養葉よりも少し小さい。
分布:北海道
Lycopodium ヒカゲノカズラ属: アスヒカズラ  エゾノコスギラン  スギカズラ  ヒモヅル  マンネンスギ 


9-20-10 13:51 ユニ石狩岳 標高 1240 m
北海道上川郡上川町

9-20-10 13:51 ユニ石狩岳 標高 1240 m
北海道上川郡上川町

シダ植物  生物