ラン科 Orchidaceae

トキソウ (朱鷺草)
Pogonia japonica Rchb.f.

日当たりのよい酸性で貧栄養の湿地に生育する多年草で,分布の広い湿原植物。草丈20〜30 cm。地中に針金状の地下茎を発達させ,所々から葉や花茎を出し,しばしば小群生をなす。葉は茎の中部に一枚つく。この高さに十分な日照があることが生育に必要。葉身は長さ5〜10cm,幅1.0cm,披針形。茎頂に,淡紅色,トキ色の花がやや上向きに咲く。花下に葉状の苞をつける。唇弁は3裂し,中に突起が多数ある。
花期:5 - 7月
分布:北海道・本州・四国・九州;朝鮮半島,中国
Pogonia トキソウ属 : トキソウ  ヤマトキソウ 

6-17-07 11:47 樫原湿原 標高 591 m
佐賀県唐津市七山

6-17-07 11:47 樫原湿原 標高 591 m
佐賀県唐津市七山

6-17-07 12:37 樫原湿原 標高 591 m
佐賀県唐津市七山

6-17-07 12:37 樫原湿原 標高 591 m
佐賀県唐津市七山
被子植物  生物